日本最古の「焼酎」の文字はどこにあるか?
鹿児島県大口市の郡山八幡神社で発見されたというのは、けっこう有名な話。「其時座主ハ大キナこすてをちやりて一度も焼酎ヲ被下候(くだされずそうろう) 何ともめいわくな事哉(ことかな)」(工事の時、施主が大変けちだったので一度も焼酎を振る舞ってくれなかった、とてもがっかりした)、『ご丁寧に年月日(1559年8月11日)、署名入り』で書かれた落書き。
昭和29年(1954年)の解体修理まで、400年ほど人目に触れず眠っていた落書き。どこに書かれていたのか?実は写真とレプリカ公開はあるが、現物は元の場所に戻されていた。焼酎の専門家の方も、今年53年ぶりに実物を目にして驚かれたそうだ。それは「くさび」に書かれていて、なんと!打ち込むと見えなくなるところに文字はあった。しかも、神社本殿の正面、参拝するところの注連縄をひっかけるところ。
すごすぎる!!!ものすごく目立つところに、でも誰にもわからないように隠されていた。後世に託された『その恨みはすごい』。
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連日の焼酎ネタ?!
その道を極めていらっしゃる方のお話を伺える幸運には、本当に感謝でいっぱい。
いろいろ聞いてもなかなか覚えられないんだけれど、おいしいことと、違いがいっぱいあることはしっかり身にしみてわかってきた。何度聞いても覚えないけれど、だから何度でも聞いてみよう!