思い出の一品について語る?ことに。悩みに悩んだ末、祖父の年賀状を持っていくことにした。以前、他の機会に書いたことがあることなんだけれど、いろいろ考えてみて、これがやっぱり自分の気持ちを語るのに避けて通れないものだなあと思う。
到着指定時刻は番組の本番中で、どうしたらいいんだろ?どんな話になるの?えーーっ?と頭の中がQuestionMarkでいっぱいのまま本番突入ーー?!意外に天井まで舞い上がったりせずに終わったけれど、パーソナリティのお2人の優しい楽しい人柄と適切な運びで、なんとかかんとか無事終了。ほ。(本当にありがとうございました!)
右下が、「招き猫」?と言われるねずみくん。これは当時から、家族の間でも猫じゃないのー?と話題になっていた。でもそこが、なんとも祖父の当時のお茶目さを語る絵じゃないかなーと思っている。最後の最後の本当に最後の年賀状。
年賀状を版画にするようになる前の昔々の手描きの年賀状と比べると、絵も文字も筆使いが天と地との差ほどあって、このとき90歳だもん手が思うように運ばなかったんだろうなあと感じるのだけれど、玩具のことを思う気持ちが伝わってくる感じがする。
亡くなった後、このモデルとなった玩具がわかってしげしげとながめて納得。実際に猫みたいなねずみで、とってもとっても小さな人形だった。