はたちのころ。お酒が飲めるようになったころ。連れて行ってもらったショットバー。今も続く仲の4人で押しかけ、私たちの「奇跡の縁」について語って聞いてもらってた。
社会人になったら、仕事のことなんかで悩んだりして、お店が開く前にそこでわんわん泣いたこともあった。何でそこで泣いたのか。
後輩を連れて行ったら、私よりそこにハマって通いつめているのをどこか悔しくなったこともあった。
その後出会った人で、話してみたらそこの常連だと知って盛り上がり、一緒にドアをくぐってみたことも。
そこは今も変わらず同じようにある。ぐーっと安定してそこにある。
狭いから入れないこともあるし、座り心地のいい椅子があるわけじゃないし、特別な何かが備えてあるわけでもない。
たぶん3年ぶりくらいにドアを開けてみた。ものすごーいご無沙汰で申し訳ない気持ちも、入ってみるとぜんぜんそんな時間を感じない空気(もちろん、来なかったことを責められるが(*_*) 「5年くらい会ってないよ」「3年くらいです!」)。その日偶然にたどり着いた大阪の女性がひとりいて、わーわ話が弾む。偶然この空間にたどり着くなんて、「今夜はアタリですねっ」
お店の様子はタイムスリップしたみたいに、最初と変わらない。
お店の様子と同じように、Mさんもぜんぜん変わらないからふしぎ。あの頃と変わらない、やっぱりカッコイイお兄さんなのだ。Mさんでつながる縁が、お店の中に満ちている。
毎日、気になることばかり。なのに気づかないことばかり。
このカテゴリー「いまはむかし」は2015年2月頃までの投稿です。
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