講演、シンポジウム共に楽しみました。
西でベルサイユが成るより少し早く東で仙巌園が築庭された。美しく雄大な借景―桜島と錦江湾、曲水の庭を持つ優雅な庭...もちろん素晴らしい庭園だと思っていた。しかし、さらに壮大なスケールを持った日本ばかりか世界に類の無い庭であることに心打たれた。
茶や花などの文化・芸術、そしてもてなしや社交の場であるだけでなく、宗教など思想背景が大きく、産業の実験場＜反射炉・お庭焼・薬草園・水力（動力、発電）・・・＞でもある庭。京の都との双方向の交流、琉球・中国とのつながり、海に開いた門の意味、島津家の永い統治があったからこその取捨選択と熟成...様々なとらえ方に触れて、目の前が開けるよう。「世界に通じる池」という表現がとても印象に残った。
目指せ世界遺産！心動きました。貴重なお話を聴く機会を得ることができ、本当にラッキーでした！

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思いがけずお隣りで、少し緊張しつつも楽しい時間になりました。ご無沙汰をしているところ、ご挨拶ができうれしく存じました。ありがとうございました！