仕事でちょっと遠方へ出かけて、帰り道、あまり急がずゆっくり帰ることにした。「梅雨明け」かと思うような日差し。今日で2度目の道、前回は土砂降りの日で、後に鹿児島市内での打ち合わせが控えていて、あわてて帰ったので。
ふと、せっかくこの道を通るのだから、、、川辺の清水磨崖仏に寄ってみることにした。
平日の昼間、駐車場に車は3~4台あったけれど、磨崖仏のところではだーーーーーーーーーーーーーれにも会わなかった。テレビでちらっと見ていたけれど、イメージとはちょっと違った。平安時代にまでさかのぼるというのを知って、びっくり。しかもそれがいちばんデカイ。
この川辺の地に何故?記録もないそうだ。よほどの高い知識水準、権力のある人の仕業に違いないのに、記録がないというのは不思議。
誰が奉ってあるのかわかっているものは少ないみたいだけど、写真は鎌倉時代ので、案内板に「清浄」という女性の49日目の供養のものと書いてある。わずかな時間でさささっと帰ってきてしまったけれど、とてもおもしろい。古い古い昔に、ここで仏様のために、あるいは供養や功徳のために、この長い長い岩の壁に誰かが彫っていた・・・と思うと。
毎日、気になることばかり。なのに気づかないことばかり。
このカテゴリー「いまはむかし」は2015年2月頃までの投稿です。
現在のきょうのこころと写真の表示方法が異なったり、写真が小さかったりしています。少し見づらいと思いますのでご了承ください!